【YOM.4】夏をおもう

リニューアルオープンから早いもので、約1か月。コロナ禍にもかかわらず、待ちに待ったと沢山のお客さまにご来店頂いた事、心より感謝申し上げます。

さて、まるごとにっぽんでは、七夕の時期に日本酒の魅力を伝えるための酒イベントを2016年から毎年行ってきました。土日で合計700人が来場する大イベントから、店内で行うミニイベントなど、蔵元のトークをツマミに夏酒と七夕を楽しんでいただきました。

これは、7月初旬にササ（酒）を飲んで邪気を払い、縁起をかついでいたという日本古来の風習に因んでいます。

夏酒と呼ばれる酒は、蔵によって味わいは色々。ロックや炭酸で割って爽快感を味わえるもの、度数が低くスッキリとしているもの、夏の味覚に合わせて酸が強いタイプなど、最近は驚く味が沢山出てきました。食前にもってこいのスパークリングなどは、飲み口がワインと変わらないものもあります。

でも、なかなか伝わらない。買ってもらうにはどうしたらいいか。地方の肴や珍味も若い方に伝えたい…。

ペアリングや沢山飲んで試してもらうイベントによって、わかりづらかった日本酒の魅力や美味しさに出会えた方が増えていったと思います。今はまだイベントなどが出来ないご時世ですが、落ち着いたらまた店内でできるような企画を考えています。

浅草の夏は昔からのお祭りや風物詩があり、江戸情緒を味わえます。本来なら7月9日～10日は浅草寺のほおずき市、隅田川花火大会も夏の楽しみです。今年のほおずき市は中止ですが、この日に参ると四万六千日分の御利益があるといわれています。

夏の涼を感じに浅草寺や浅草に訪れた帰りは、まるごとにっぽんに寄って美味しい酒と肴を買いに来て下さい。

遠くに行かなくても沢山のおいしい、たのしいに出会えます♪

まるごとにっぽん

買い物かご